弁護士に法律問題を相談する前に知っておくといい注意点とは?
2023年9月24日
弁護士に法律問題を相談したものの、不満が残る結果になってしまうケースは意外に多いものです。
このページでは、弁護士に法律問題を相談する前に知っておくといい注意点について解説します。
注意点①:なるべく早く相談する
多くの法律には、時効や除斥期間と呼ばれる時間制限が設定されています。
仮に対策をせず時間が経過した場合、主張できたはずの権利が無くなってしまったり、反対に他人から権利を主張されたりする場合があります。
また、正式依頼となって裁判などによる問題解決を図る場合、資料・証拠の提出が必要になりますが、時間が経過するほど収集が難しくなる傾向にあります。
ご自身が望む結果を実現するために、早めに弁護士に相談してみることをおすすめします。
注意点②:事前に準備をしておく
1回の法律相談はおよそ30分~1時間といった枠の中で行われますが、意外とあっという間に過ぎてしまいます。
そのため、以下のような準備をしておくと、弁護士もスムーズに検討に入れるため、納得のいく結論を出しやすいでしょう。
・ご自身が望むゴールを明確にしておく(例:「〇〇万円を返してほしい」)
・事実を時系列(日付順)にしてまとめておく(例:「〇年〇月〇日 〇に〇〇万円を貸した」などと記載したメモを作成する)
※不利な事実もどうぞ正直に書いてください。守秘義務がありますから、秘密が漏れる心配はありません。
・関係しそうな資料・証拠はできるかぎり持参する(例:契約書や領収書など)
注意点③:「合わなかったら次に行く」ことも視野に入れる
法律問題の解決には、時間とコストがかかる場合が少なくありません。
場合によっては、その結果が人生を大きく左右してしまうものもあります。
そのため、相談時の受け答えを観察したり、費用について確認したりすることを通して、「無理なく信頼できる相手かどうか」を見極めることが大切です。
もし気になる部分がある場合には、遠慮せず、他の弁護士を探すことも視野に入れましょう。
法律問題はましも法律事務所におまかせください
以上のように、法律相談を有意義なものにするためには、早めに、ある程度の準備をしていくことが大切です。
また、相談時の対応等を通じて、「この人に任せたい」と思えるかをチェックすることも忘れないようにしましょう。
法律問題に関するお悩みをお持ちの方は、ましも法律事務所までお気軽にご相談ください。